この度、名古屋で行われた研修会に出席しました。
研修会が終わり、かねてから行ってみたかった伊勢神宮まで足を延ばしお参りをして来ました。
伊勢神宮を参拝しながら「とても幻想的で綺麗な神社だな」と感じました。建物だけでなく参拝者が歩く玉砂利の道やお庭や池までも手入れが行き届いていました。
正門から奥にある中宮まで脇に川が流れていて、歩きながら常に潤いを感じていました。東洋医学では「人体は氣・血・津液(水)の3つの基本により構成されている」と考えられています。伊勢神宮もまさしく氣・血・津液に満たされた神社であると感じました。天空にある氣を集めやすい神社仏閣(特に屋根部分)とそれを支える土壌と木々と水(血と津液)とが上手く調和されていると思いました。
古来の日本人の機微が今に受け継がれていることが実感されます。
古(いにしえ)を胸に心新たに治療に当たりたいと思いました。